住宅建築の現場では、分業制が一般化してきました。基礎工事、建て方、水道工事、電気工事、内装……。
専門性の高い工程は専門業者とパートナーシップを組みながらも、すべての住宅に山脇組として責任を持つ以上、私たちは自社大工施工を続けています。

丈夫な住まいは、丈夫な基礎と構造から。山脇組では、ベタ基礎を標準仕様として、将来的な増改築も容易な木造軸組工法（在来工法）を採用。
柱や梁の素材・本数、壁面のとり方や間取りの工夫などで、開放的でありながら雪国・秋田の豪雪に耐える丈夫な住まいを提供しています。

住まいの予算は、建築費だけではなく、暮らしはじめてからの生活にかかるコストも含めて考えたいもの。断熱・気密性能に関わる建築費を節約して、夏のエアコンや冬の暖房費がかかり増しになっては意味がありません。
山脇組の家は、秋田の気候に最適な断熱・気密性能を標準仕様に。さらに、性能の良い窓を採用することで、開放的な暮らしも提供しています。

山脇組は、奇抜なデザインも流行りのデザインも得意ではありません。それは、機能性を伴わないデザインを良しとしていないため。
素材の表情を活かすとともに、今だけでなく、永く住み継がれていく住まいを何よりも提供したいからです。

住まいの価格は、性能と素材、職人などの人件費で決まります。性能を上げるほど高くなりますし、高い素材を使うほど高くなります。
山脇組は、性能数値を追い求めるのではなく、快適性と価格のバランスを考え、無理のない予算で高品質な住まいを提供します。

山脇組は、できる限り秋田県産の木で家を造っています。それは、地域で生きるものとして、そして、環境を考えての選択。
さらに、本物の素材は経年劣化ではなく、年月を重ねるほどに味わいを増していきます。メンテナンスも容易で、長い目で見れば経済的な素材なのです。

山脇組は、メンテナンス、地域共生、環境負荷などを考えて、中野木工（湯沢市）の造作家具や秋田木工（湯沢市）の家具、矢島乾燥木材（由利本荘市）の床材やコシヤマ（能代市）の玄関ドアなど、できる限り県内製造品を採用しています。

山脇組は、湯沢市をはじめとした県南部を中心に、地元・秋田県産の木材をはじめ、身近でメンテナンスしやすい素材で住まいを造ってきました。地域で生きる会社だからこそ、施主様の暮らしをきめ細かいメンテナンスでサポートします。