山脇組は1919（大正9）年8月創業。
以来、公共事業や大型商業施設など、土木・建築を中心に、舗装、解体、運輸、除排雪といった多肢にわたる事業を行ってきました。そのすべての事業を通じて私たちが大切にしてきたことは、「地域に愛され、必要とされる企業」であること。これは、1万人の失業者を救ったとして県南地域で現在も「新八翁（しんぱちおきな）」の名で語り継がれている山脇家五代目「山脇新八」に恥じない企業にならなければならないという自らへの戒めでもあり、未来への希望でもあります。

山脇組は、令和2年で創業100年を迎えました。これを機に、住宅建築部門を「山脇組の家」として再構築。古くは、国登録文化財となっている山内家住宅をはじめとした文化財の建築に携わってきましたが、改めて「永く残る」建築物、「永く暮らす」住宅とは何かを見つめ直し、現代の工法や素材、技術、そして建築費や維持管理費を総合的に考え、「永く住む」をコンセプトにした住宅を提案します。

「こころだに まことの道にちがい那ば 人の為より わがよきことを」。
この言葉は、五代目山脇新八翁がただ一つ残した書に記されていたものです。「自分に対して忠実に生きることが最善だ」と語るこの言葉は、住まいづくりに置き換えると「自分が本当に良いと思える住まいを造ることが最善の住まいづくりである」ということになるのではないでしょうか。
「本当に良いと思える住まい」は人それぞれ、工務店それぞれで違いますが、私たちと価値観を同じくして、私たちにご依頼いただくお客さまの住まいを、まさに自分の家を建てるように、誠実に造ってまいります。